こんな症状はありませんか?
- お尻にできものがある
- お尻から血が出た
- お尻がかゆい
- お尻にぷよぷよしたものがある
肛門科を受診することに恥ずかしさを感じる方もいるかもしれません。
肛門疾患は進行すると手術が必要になることもあり、早めの治療が重要となります。お尻の症状で気になることがありましたら少し勇気を出して肛門科を受診してみてください。
当院では、他の患者様から肛門科受診と分からないように、消化器内科(内視鏡検査)で受診された方と同じ場所でお待ちいただき、症状は問診票にてお伺いするようにしています。患者様のプライバシー配慮を徹底していますので、安心してご相談いただければと思います。
当院の肛門診療の強み
Feature01
レーザーメス導入!
お尻から血が出たといった相談から
日帰り肛門手術まで
幅広い肛門治療に対応
Feature02
ジオン注射対応
Feature03
お忙しい方も安心
土曜・日曜も診療
Feature04
24時間いつでもOK WEB予約対応
Feature05
越谷レイクタウン駅
徒歩0分
痔について
いぼ痔
内痔核
直腸粘膜に静脈がうっ血し、こぶ状の状態を指すのが「痔」です。便秘や強いいきみが原因とされており、自覚症状はほとんどなく、肛門からの出血や脱肛によって気づかれることが一般的です。
外痔核
肛門の外側の皮膚部分にうっ血したいぼ状の腫れたものを指すのが「外痔核」です。排便時に出血や痛みが現れる症状が特徴であり、時には大きな血栓が形成されることもあります。
いぼ痔の治療
ジオン注射(ALTA療法)
切開を必要とせずに注射によって治療する方法です。入院が不要であり、外来で受けることができます。内痔核の粘膜に硫酸アルミニウムカリウムを注射し、治療後に水分摂取を増やすことが重要です。再発率は10%とやや高いですが、肥大した痔核は手術で切除し、今後大きくなる可能性のあるものには注射を行うなど、手術との組み合わせにより効果的な治療が期待されます。
結紮切除術
痔動脈を縛り、痔の本体を切除する手術です。内痔核・外痔核の根治が期待でき、再発率も低い治療方法です。ただし、術後は出血や創傷治癒に時間がかかるため、数回の通院が必要です。また、術後の経過では、肛門に負担をかけないよう処方された薬や軟膏の服用、暴飲暴食の控えなどに注意が必要です。
ハイブリッド手術
ジオン注射と結紮切除術を組み合わせて同時に行う手術です。肛門手術では、一度に全てを切除すると狭窄や変形のリスクが高まりますが、複数の痔がある場合は、切除範囲を小さくすることでリスクを低減できます。当院では、ハイブリッド手術も日帰りで受けることが可能です。
切れ痔(裂肛)
切れ痔
便秘などにより便が硬くなり、肛門が損傷することで肛門裂孔が生じます。進行すると、肛門括約筋が痙攣しやすくなり、痛みも増大します。症状が慢性化すると、肛門が狭窄し、便秘や硬い便が生じやすくなり、肛門の再損傷が起こりやすくなります。放置すると、潰瘍や便の蓄積による化膿、痔核の発症が起こる可能性もあります。さらに、ポリープや見張りイボの発生も見られる場合があります。
切れ痔の治療
用指肛門拡張術
裂肛の再発を繰り返す場合に有効な治療法です。肛門括約筋の過度な緊張を緩和し、便秘の改善や再発の防止が期待されます。
側方内括約筋切開術(LSIS)
肛門括約筋の一部を切除して緊張を和らげる手術です。見張りイボや肛門ポリープが存在しない場合に適しています。
皮膚弁移動術(SSG)
裂肛が瘢痕化や線維化した場合に、一部を切除して改善を試みる手術です。
切れ痔(裂肛)
痔ろう(あな痔)
肛門組織に大腸菌などの細菌が侵入し、化膿して肛門周囲に膿瘍ができる状態を指します。下痢や炎症、感染が原因とされます。放置すると、肛門周囲の膿瘍が進行し、トンネル状の穴が形成され、これが痔ろう(あな痔)として知られています。初期段階では、膿による腫れやズキズキする痛み、発熱、お尻の熱感、下着の汚れなどの症状が見られます。また、複雑化やがん化のリスクも考えられます。薬物療法ではなく手術が必要です。
痔ろうの治療
瘻管切開開放術
(Lay Open法)
痔ろうの管状のトンネルである瘻管を切開し、縫合せずに開放する手術です。この手術後、痔ろうの再発率は1〜2%と低く、根治性の高さが特徴です。また、括約筋を切除しても肛門機能に問題がなく、肛門後方部の浅い単純痔ろうに対して行われる日帰り手術です。
括約筋温存術(くり抜き法)
できるだけ括約筋を切除せずに温存する手術です。瘻管をくり抜く手法で、日帰り手術として行うことができます。
瘻管切開開放術+
括約筋温存術(くり抜き法)
くりぬき法と瘻管切開開放術を組み合わせた手術です。様々なケースに対応可能であり、当院では日帰り手術として行っています。
シートン法
肛門周囲膿瘍の化膿が始まった原発口から、膿が出てくる皮膚の穴である二次口に輪ゴムなどの器具を通して徐々に縛っていく方法です。縛られた部分の瘻管と肛門括約筋はゴムが縮む力を利用して徐々に切開され、切開が終わった部分は治癒が進んでいきます。治癒期間は数カ月程度が目安であり、肛門括約筋へのダメージを最小限に抑えることができます。ゴムを締め直す際には多少の痛みや数日間の違和感が生じることがあります。
お尻の疾患は、痔だけに限りません。それぞれに適した治療が必要です。特にお尻からの出血や血便は、肛門だけでなく大腸に問題がある可能性も考えられます。その場合、診断のために大腸カメラ検査が必要になることがあります。肛門に少しでも違和感を感じた場合は、早めに受診することが重要です。
肛門科の診療の流れ
お尻の状態が気になる
まずは予約してください。
予約した時間に
ご来院ください。
問診・検査を
受けていただきます。
検査結果を説明します。
医師紹介
この度、消化器内視鏡専門クリニックとして地域医療の一躍を担わせて頂きたく開院をいたしました石田隆志と申します。
今まで消化器医として病院勤務していましたが、「こうなる前にどうして早く受診してくださらなかったのか」と思うことが多くありました。進行してから発見されたがんの治療は莫大な時間とお金を要し、色々な意味で非常に辛いだけではありません。根治術を施行しても最低5年間は常に再発の恐怖と向き合うのが現実です。例えば大腸ポリープの段階で発見されればその場で切除ができ、大きな侵襲を伴う手術や再発の恐怖の心配がありません。胃がんや大腸がんは特に予防する医療がとても重要です。私はこのことを非常に身にしみて感じてきたことから、このクリニックを開院するに至りました。
忙しい方でも気軽に検査を受けられ、「痛くない」、「苦しくない」内視鏡を受けていただける万全の体制を整えていこうと考えております。
さらに痔の治療に対しても、日帰り手術など苦痛の少ない専門的な治療を提供させて頂きたいと考えております。
私の今まで培ってきた知識と技術をすべて出しきり皆様のお役に少しでも立てるよう努力致します。
なかなか相談しづらいことでも、何でもお気軽にご相談頂けたら幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。